サポーターOB・OG徒然記008

隅田川で宇宙船に乗る

更新日平成30年12月25日
寄稿者ハニー平成27・28年度サポーター

平成30年6月29日、ハニーと同期生プラッシーは隅田川で宇宙船に乗ろうと浅草に向かいました。
奇しくも当日は観測史上最速での梅雨明けが発表され、抜けるような青空と真夏の太陽が浅草の乗船場を照りつけていました。

目ざす船艇は東京湾の観光水上バス“ホタルナ”。練馬区在住にしてアニメ界の巨匠、松本零士氏がプロデュースされた水上バスです。“ホタルナ”とは月夜に淡く光る螢をラテン語の月とホタルをイメージして名付けられたそうです。

隅田川の波間に停泊中のその船は、流線型のフォルムとシルバーメタリックのカラーリング、ガラス張りの大天井とで大空へ飛び立つ宇宙船の様子。大海原を巡り宇宙への大航海へ誘うかのようです。気が付けば、宇宙船に乗り込む旅人モードになっていました。

内部は窓際に沿ってベンチが並び、10個のテーブルが程よく配置されています。そのためか定員120名という事ですがゆったりとした空間が広がります。
ドーム型の天井は見晴らしが良く、座ったまま海抜0メートル目線で東京湾がパノラマサイズで見渡せます。
途中から屋上のルーフデッキが開き、階段を上り潮風に吹かれながらの川下りとなりました。リバーサイドの遊歩道、江戸を偲ばせる町並み、再開発や埋立地の大規模工事など新旧の景色を眺めながら、東京湾は日々生きていると実感しました。

待っていた 宇宙船ホタルナ

浅草から日の出桟橋まで約40分(大人1,080円)、私たちは遠くにレインボーブリッジを眺めながら日の出桟橋で下船しました。

この旅は4年前にサポーター体験記で企画しましたがその時は実現せず、心残りでした。今回、同期生と念願の旅を体現し、船内限定の本格イタリアンジェラートもいただき大満足の同窓会旅行となりました。

浅草乗船場とスカイツリー
ホタルナ船室。ドーム天井の向こうに高層ビルと青空が広がる
ホタルナ左舷とレインボーブリッジ

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