皆さんは「人生会議」って、聞いたことがありますか?
簡単に説明すると、
どのように生きたいか?どこで最期を迎えたいか?など、
“自分の人生の残り時間について、あらかじめ考えて話し合うこと”
と言えます。
今回は、誰もがいずれ迎える「その時」に向けて、
いくつかの情報をご紹介したいと思います。
■人生会議を行うメリットとは?
練馬区の 地域医療担当部 地域医療課によりますと
「命の危険が迫った状態になると、その約7割は、
自分で自分の意思を伝えることが困難になる」そうです。
これはつまり、
ご家族がいらっしゃる方は、ご家族が悩みながら
ご本人の気持ちを推測して判断し続けなければいけませんし、
おひとりの方は、支えてくれる医療やケアのスタッフさんが
悩まれてしまう、ということなのです。
皆さんご自身も、そんな状況を進んで選びたいとは思いませんよね。
元気なうちに、あらかじめ必要なことを話し合っておくことが
とても重要なんですね。
■おススメの冊子があります!
同課が発行している『わが家で生きる』という冊子があります。
この冊子には、
人生会議の手順のほか、在宅療養の説明や、
実際に行われる在宅療養の例(脳卒中や認知症、がんなど)、
素朴な疑問への回答などが、イラスト入りでわかりやすく書かれています。
全て、在宅療養に携わる専門職の皆さんと作成していますので、
内容がとても具体的なんですね。
まずはこの『わが家で生きる』を手に取り、
「こんな冊子をもらったよ!」とご家族と会話をしてみてください。
きっかけは、いつでも・なんでもOK!
また、話す内容が具体的に決まっていなくても大丈夫です。
皆さんの希望や想いを、“今・この瞬間”に伝えてみませんか?
【冊子について】
『わが家で生きる』は、地域包括支援センター・はつらつセンターなどの区立施設に置いてあります。
※設置場所の詳細やご質問は、地域医療担当部 地域医療課(03-5984-4673)までご連絡ください。
https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/iryo/zaitaku/wagwayadeikiru.html
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