暖冬傾向の冬でしたが、ここ数日は気温が落ち着いていますかね。
石神井公園の梅はもちろん、気の早い桜は
顔を出し始めているかも?!
油断大敵ですが、春はすぐそこですね。
さて、今回のシニアナビ通信のテーマは、ズバリ!「漫画」です。
皆さんにとっての漫画は、どんなイメージでしょうか?
この記事で「漫画」をテーマにお出かけしてみてはいかがでしょうか?
■練馬区と漫画の関わり①
ご存知の通り、練馬区とアニメの関わりは大変深いものです。
物凄く簡単に考えれば、アニメは漫画が動いたもの。
日本初のカラー長編アニメ映画である「白蛇伝」はここ、
練馬区の東映動画※で生まれています。(1958年)
NHKの連続テレビ小説「なつぞら」でもそのストーリーの重要なモチーフと
なっていたのは記憶に新しいと思います。
※現、東映アニメーション。
■練馬区と漫画の関わり②
練馬区には現在でも100社を超えるアニメ制作関連会社があり、
多くの作品に携わっています。
先の東映動画から従業員が独立したり、作品作りに関わる分業体制などの
関係で優れたアニメーターをかかえるスタジオが練馬周辺に作られたためです。
平面である漫画の絵を、様々な技術と豊かな感性でアニメにする練馬は、
創造力豊かなまち、と言えるかもしれませんね。
■練馬区と漫画の関わり③
練馬区と言えば、そう!漫画の神様、手塚治虫先生です。
手塚先生の虫プロダクションは、現在も富士見台にあります。
外観には、あの独特の「虫」のサインが輝きます。
先生が私費を投じて特別に作ったと言われるマルチプレーン※も
現存しています。
※マルチプレーン…セルアニメ撮影用の特殊なカメラです。
複数枚の絵を別々の距離・速度で動かすことができ、平面である絵に
奥行を出すことが可能です。
(現在、一般公開は行っていませんが、同じものが
石神井公園ふるさと文化館に展示してあります)
そのほかにも、大泉学園駅にアニメゲート等、
漫画とアニメ、練馬区とは切り離せない関係なのです。
■そんな漫画・アニメの原点を探りにいこう
現在、石神井公園ふるさと文化館では、
特別展「あれもこれも 大江戸漫画づくし」が開催中。
※令和2.1.25(土)~ 3.15(日)まで
江戸時代後期に誕生した、「黄表紙本」は、
まさしく江戸のマンガ、と言える貴重な資料。
ダジャレや風刺等、過去の人々の考えや暮らし、
ユーモラスな感性が垣間見れます。
練馬区民なら、漫画・アニメは様々な角度からチェックしたいところ!
お出かけしてみては?
【詳細】
・会 期:令和2年1月25日(土)~3月15日(日)午前9時~午後6時
・休館日:月曜(ただし2月24日(月・休)は開館、翌25日(火)は休館)
・場 所:石神井公園ふるさと文化館 2階 企画展示室
・観覧料:一般300(200)円、高校生・大学生200(100)円、
65~74歳の方は150円、中学生以下と75歳以上の方は無料
※( )内は20名以上の団体料金
その他、おでかけの情報はコチラ!!
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https://www.nerimakanko.jp/