■皆さん、「七草がゆ」は食べましたか?
シニアの皆さんにとっては、『七草がゆ』は身近なものかもしれませんが、
最近の若者は、おかゆどころかそもそもご飯(お米)も
そのままでは食べないというデータもあるようです。
※参照:CBCラジオ/RadiChubuさんより
https://radichubu.jp/makozuba/contents/id=18365
ともかく、1月7日の朝、『七草がゆ』を食べる習慣があるのですが
七草がゆとは「春の七草」と呼ばれる具材をいれたお粥です。
その昔は、冬に不足しがちな青菜を摂る、
中国の風習で、無病息災などを願い7つの野菜を入れた汁ものを食べる、
平安時代からある「若草摘み」という風習にも関係があるという説も
あります。
■改めて、春の七草に込められた意味とは?
七草の種類は、皆さん世代であれば
そらで話せるでしょうが、その意味となると、全部知っている方は
意外と少ないのではないでしょうか?
<春の七草と込められた意味>
・芹(せり) : 競争に競り(せり)勝つ!
・薺(なずな) : 身体をなでて、穢れ/汚れなどを取り除く
・御形(ごぎょう): 仏さまの体をあらわす
・繁縷(はこべら): 茎に葉がたくさんつくので、繁栄の意味
・仏の座(ほとけのざ): 仏さまの安座のすがた
・鈴菜(すずな) : 神さまを呼ぶための鈴
・清白(すずしろ): ダイコン!!!汚れのない清廉潔白であること
地域により諸説あるようですが、
このような意味が込められているのだそうです。
実は身近な野草は、
品種改良を重ねた一般的な野菜に比べると栄養価が高いとされ、
例えば、ヨモギは、ほうれん草以上の栄養素があるものも多いとか。
※でも、シロウト判断で、その辺の草を食べないでくださいね!
最近ではスーパーなどでも『七草がゆセット』などが売っており、
手軽に楽しめますが、それぞれにちゃんと意味があったのですね。
小さなことにも縁起やゲン、意味を込めて、
日々を大切に過ごそうとする日本人の知恵って、素敵ですよね。
■さて、1月はお正月らしく落語などいかがでしょうか?
練馬区文化センター大ホールにて、
落語会が開催されます。
平日ですが、入場無料ですのでお出かけしてみては
いかがでしょうか?
東京都民生委員制度100周年記念イベント
~昼下がりの落語会~
【出演】柳亭芝楽、桂文治ほか
・日時:1月18日 (金) 開演14時
・場所:練馬区文化センター大ホール
・料金:入場無料(当日先着850名:予約不要)
・主催:練馬区/練馬区民生児童委員協議会
・お問合わせ:練馬区福祉部管理課地域福祉係 5984-2716
・関連URL:https://www.neribun.or.jp/event/detail_n.cgi?id=201810211540091637
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