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「はつらつセンター大泉」がオープン!
~シニア世代の健康づくりと仲間づくりに活用しよう~

取材日:平成29年5月10日 更新日:平成29年6月12日

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平成29年度より区内の各高齢者センターの名称が「はつらつセンター」と改称されました。4月20日に新しくオープンした「はつらつセンター大泉」は、意外な立地にも注目を集めています。見学と利用目的などについて、取材してきました。
練馬区立はつらつセンター大泉
所長 小俣 仁二(おまた じんじ)さん
■所在地:練馬区大泉学園町1-34-20
■電話:03-3867-3180
■開館時間:午前9時~午後9時30分
■ ホームページ:http://www.nerima-swf.jp/office/51?c=26

はつらつセンターってどんなところ⁉︎

 関越自動車道の高架下に、横に長い平屋造りの「はつらつセンター大泉」がオープンしました。オレンジ色の看板が目に飛び込んできます。中央棟、西棟、東棟の3棟に分かれていて、入口は中央棟から。所長の小俣さんにお話をうかがいました。

 「はつらつセンターは、区内在住の60歳以上の方を対象に、健康づくりやレクリエーションなどの事業や活動・交流の場を総合的に提供する健康増進施設です。すでにある豊玉、関町、光が丘のはつらつセンターに次いで、大泉は4館目にあたります」

 既存の3館と違いがあれば教えてください。

 「当館の特徴は、お風呂が一番大きいということと、新しい設備を備えている点です。ホールはありませんが、健康増進や介護予防といった区の事業はもちろん、自主事業も充実させて、できるだけ早い段階で他の3館と同じレベルまで上げていきたいと思っています」

 区内に10数か所ある敬老館と、はつらつセンターはどのように位置付けられていますか。

 「目的はほぼ同じで、ひとことで言ってしまえば規模の違いです。敬老館は個人利用が主体ですが、はつらつセンターでは個人利用と団体利用ができます。どちらの場合も登録が必要ですが、個人利用の場合、敬老館の利用証でもご利用いただけます」

中央棟は、誰でも立ち寄れる憩いのスペース

 早速、小俣さんに館内を案内していただきました。

 「中央館にある交流談話サロンは、喫茶スペースでどなたでも利用できます。平日は500円でランチを提供していますが、食事を持参していただいても結構です。散歩の途中の親子連れが立ち寄ったり、コーヒーを飲みに来る方もいらっしゃいます。今後、このサロンを多世代交流の場にしていきたいと思っています」

 窓が大きいので明るくて開放的! 一人でも気軽にふらっと立ち寄れるのがうれしいですね。受付の周辺にはチラシやパンフレットが置かれているので、イベントなどの情報を仕入れることもできます。

西棟は主に個人利用、東棟は主に団体利用

 「中央棟をはさんで西棟は主に個人利用のスペース、東棟は主に団体利用のスペースに分かれています。建物は高架下ということもあって1階建てなので、横の移動だけのシンプルな造りです」

 ガラス張りの渡り廊下を通って、西棟へ。床はカーペットのため、入口で靴を脱ぎます。靴の着脱がしやすいよう、椅子、荷物置きがあり、滑り止めマットが敷かれていて、高齢者目線の細かな配慮がされていると感じました。

 「パソコンのある情報発信・収集コーナー(誰でも利用可)、その奥は、60歳以上の方を対象とした浴室とリラックスコーナーとなっています。マッサージチェアや電位治療器、エアロバイクなど、健康づくりのための設備が充実しています」

 給湯器のお湯が利用できるので、茶葉などを持参すれば自分の好きな飲み物を飲みながら、ゆっくり読書などをして過ごせるスペースもあります。

 「東棟は、団体利用登録をされた団体への貸し出しスペースです。防音設備がしっかりした娯楽室は、カラオケルームとしての利用が多いですね。他にトレーニング室、調理室、集会室があり、トレーニング室では週3回、はつらつ体操を開催しています」

上手にを活用して、健康長寿に!

 はつらつ体操の他にも、パソコン教室、手芸・料理・おりがみ教室など、各種講座や教室が開催されています。どのように情報を得れば良いですか。

 「講座などの予定は、『はつらつ大泉便り』を毎月発行してご案内しています。館内でプリントの掲示や配布、ホームページでもお知らせしているので、楽しみながら健康作り、仲間作りをしていただけたらと思います」

 健康寿命を延ばすには、頭と身体を使うのが大事。そして、人との触れ合いが、気持ちを生き生きさせてくれます。

 「現在は介護福祉士、社会福祉士、看護師など職員13名の体制で運営しています。福祉相談や健康相談も行っているので活用してください。近隣の福祉施設との交流や学校と連携した世代間交流も考えています。地域の方々にご理解をいただきながら、安全、安心な施設を目指し、充実度を高めていきたいと思っています」

 はつらつセンター大泉は、携わる職員の方々の熱意で、温かくサポートしてくれているのを感じました。

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かぐや姫

自動車道の高架下を有効活用した新施設。浴室、リラックスルーム、パソコンコーナー、調理室、トレーニングルーム、喫茶コーナーなど、すべてが新しく機能的です。区民なら誰でも利用できるスペースもあって、高齢者だけでなく、多くの区民が活用できる場所になりそうです。これから、料理教室やパソコン教室など、いろいろな講座が開かれる予定もあり、楽しみです。

ベジタブル

4月にオープンしたのでとても新しくピカピカの建物です。中でもお風呂がとても大きく使いやすくゆったりした感じでした。マッサージ機もあり、至れりつくせりです。卓球、カラオケ、パソコン、調理実習室、会議室も使用できます。交流サロンでは、コーヒーを飲みながら楽しく談話している風景も見られました。区民の皆様に大いに利用していただきたいと思います。 

オーパちゃん

印象に残ったことは、全館明るく、平屋のバリアフリーになっていて、高齢者にとって移動がしやすい点。高速度道路下という立地に関わらず、騒音など外部の影響を全く受けていません。高齢者にとって大切なことは、社会から孤立しないように心がけることではないでしょうか。この施設を有効に活用し、「要支援」に認定される以前の予防対策として、運動や人と交流することで健康長寿につながればと思います。

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所長の小俣仁二さん。館内の案内および運営の現状と今後の展望について語っていただきました

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中央棟の交流談話サロンの様子。誰でも利用できるスペースで、テレビや公衆電話も設置されています

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西棟の情報発信・収集コーナー。12台のパソコンは、受付で番号札をもらって利用します。その他、コピー機(有料)もあります

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西棟の大人気の浴室の入口。石造りのゆったりした浴槽で、月・火・木・金曜の13時〜16時に利用できます。貴重品ロッカーも完備

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西棟のリラックスコーナの様子。電位治療器4台とマッサージチェア5台。取材時にも多くの方が利用していました。奥の畳のスペースでは、囲碁や将棋の盤も用意されています

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東棟にあるトレーニング室。トレーニングマシンや卓球台が利用できます。その他、娯楽室、調理実習室、集会室が2室(2室開放の場合、72名利用可)も案内していただきました

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毎月発行される「はつらつ大泉便り」の裏面に、月間カレンダーが掲載されています(ホームページにも掲載されています)

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サポーターの取材の様子。小俣さんの今後の展望に、ますます期待が高まります