157
カテゴリ
練馬シニアのスマートライフ
~練馬区が発信する情報を上手に活用しよう~

取材日:平成29年3月17日 更新日:平成29年4月10日

sprepo157_top
練馬区に住む私たちが、より便利に安全に暮らすために役に立つのが、区が発信しているさまざまな情報です。毎月1日、11日、21日の3回発行されている「ねりま区報」を始めとして、どんな情報が発信されているのか、また、いざという時の備えにどう活用するとよいかなど、スマートに暮らすための情報活用法をご紹介します。
練馬区 区長室 広聴広報課 庶務係
石川 悠歩(いしかわ ゆうほ)さん・小野 貢(おの みつぎ)さん
■所在地 練馬区豊玉北6-12-1
■電話 03-5984-2694(直通)
 練馬区公式ホームページ:http://www.city.nerima.tokyo.jp
 練馬区公式フェイスブック:https://www.facebook.com/nerima.city/
 練馬区公式ツイッター:https://twitter.com/nerima_tokyo

区報とインターネットで情報発信中!

 練馬区では、区報とインターネットで情報を発信しています。それぞれの使い分けや、工夫している点などについて、広聴広報課の石川さんと小野さんにお話をお聞きしました。

 「情報発信の基本は『ねりま区報』です。区民の皆さんに向けた重要な情報はすべてここでお知らせをしています。平成29年1月に、従来の右とじから左とじに、縦書きから横書きにリニューアルしました。今後は編集方針も見直し、対象者を意識した紙面構成でテーマ別に記事を編集することで、より親しみやすい紙面づくりをしたいと思います」

 確かにリニューアル後の「ねりま区報」は、とても読みやすくなりましたね。発行部数は毎号約24万部(平成29年3月現在)で、新聞折り込みのほか、区内の公共施設や駅、コンビニなどで配布されているそうです。

 インターネットでは、ホームページフェイスブックツイッターなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通して情報発信をしていますが、シニア層からは、なかなかホームページで目的の情報が見つけられないという声が聞かれます。

 「ホームページは膨大な情報が掲載されているので、探しづらい点もあるかもしれませんね。今後は、ホームページのリニューアルも視野に入れて、見やすく使いやすいページになるよう、常に配慮していきたいと思います」

 さらに、フェイスブックやツイッターでは、パソコンや携帯機器で情報収集する人たちが、区に興味を持つきっかけとなっているようです。

 「SNSは、紙の情報を読む習慣のない方、特に若い世代に区の情報を届けようと始めたものです。SNSでは『つまらない』と思われたら読んでもらえません。親しみやすい文章にしたり、動画を作ったり、面白いと思ってもらえる取材記事を書くよう心がけています」

 また、最近では区民が練馬区の魅力を写真で紹介する「よりどりみどり練馬」フェイスブックプロジェクトなど、区民参加型の企画も目立っています。

 「区民の皆さんが投稿される情報はとても勉強になりますし、『より魅力のあるものを取材しよう』という意識が芽生えます。行政だけでは集めきれない情報を発信できるのは、区民の皆さんのおかげです。今後も皆さんと協働で、練馬区の魅力を発信していきたいと思っています」

災害時の情報はどのように入手できるのか

 続いて、災害時の情報発信について。区から発信されるリアルタイムの情報をどのように入手したらよいのでしょうか?

 「非常事態の際は、何が起こるかわかりません。練馬区はホームページやメール配信、フェイスブック、ツイッター、区報など、あらゆる広報媒体を駆使して情報を発信していきます」
 そういった意味では、シニアも普段から“複数の媒体で情報をチェックできる”ように準備しておくと安心ですね。

 平成27年度に、臨時災害放送局の機材を購入し、区役所の屋上にFMラジオのアンテナを設置しました。これにより、災害時に区の連絡を発信できるようになりました。実は、練馬まつりなどのイベントでは、エリア限定でテスト放送が行われているそうです。

 緊急時には防災無線などでFMラジオの周波数が案内されるとのこと。いざという時のために、FMラジオを聴ける環境を整えておくとよいでしょう。

 ちなみに、台風や地震などの発生時は、広聴広報課の職員はすぐに駆け付け、区役所で待機をしているそうです。危機管理室と連携し、正確で迅速な情報を区民に発信するためです。私たちの見えないところで、きっちり暮らしの安全が守られていることを実感しました。

自分に合った形で区の情報を入手する

 一方で、インターネットも区報も見ない区民もいるのでは…。

 「どうしても情報が行き届かない方がいることは確かです。完璧ということはないので、常に考え、改善していくものだと思っています。例えば家にこもりがちな方に情報を届けるためには、地域での声かけや連絡などの協力が必要な場合もあります」

 行政だけで解決できない問題は、区民と一緒に解決していく。これは広報に限らず、すべてに言えることかもしれませんね。

 区内のさまざまな取材などを通じ、熱い想いを持つ方がたくさんいることを実感したという石川さんも、「行政と区民との協働が大切」と語ります。

 今回の取材で、シニアに対してわかりすいよう配慮に工夫を重ねていること、そして、さまざまなICT(情報通信技術)の仕組みが用意されていることがわかりました。

 最後に、読者に向けてメッセージをいただきました。
 「どんな方法でどんな情報を発信しているかを区民の皆さんに知ってもらい、ご自身に合う媒体を見つけていただければと思います。さらに、興味をもったことは皆さんの口コミで広げていただけたらうれしいです」

spcomtitle

keith

若くさわやかで、一生懸命な広報の職員の皆さんは頼もしい。これからの練馬は、ますます素敵になると感じました。今回の取材は、私にとって最終回。2年間、12回、たくさんの練馬を体験できました。読者の皆さん、区のスタッフの皆さん、ありがとうございました。また、参加したいです。

ハニー

必要な情報を必要な人へどのように伝えたらよいか、区の担当者が日々努力と工夫を重ねていることがわかりました。私たちも、その情報を受け取りに行く心意気を持ちたいですね。伝達システムの最先端は、地域のコミュニティーを巻き込んだ、ご近所さんの見守りではないかと感じました。

レンゲソウ

今回の取材で、わが練馬区もデジタル化が着々と進んで先端的行政区となっているのを目の当たりにしました。一つ気になるのは、デジタル技術にうとい高齢者が置き去りにされるのではないかということ。情報弱者を区政の中に引き込んで行く措置も、並行して必要なのではないかと感じました。

sprepo157_01

地下鉄の駅構内のラックに設置されている区報を発見!

sprepo157_02

練馬区公式ホームページ。情報が盛りだくさん!

sprepo157_03

広聴広報課の石川悠歩さん。熱心な応対が印象的でした。「積極的に取材に出かけ、地域の方々とのつながりを大切にしています」

sprepo157_04

広聴広報課の小野貢さん。「皆さんと一緒に盛り上げていけたら、練馬区全体がもっと楽しいまちになる。頑張っていきたいです!」

sprepo157_05

平成28年10月の練馬まつりにて、練馬放送によるFMラジオ生放送中

sprepo157_06

10名ほどの職員が直接取材に出かけ、個性が光る記事を投稿している練馬区の公式facebookページ。フォロワー(読者)も増加中

sprepo157_07

取材の様子。シニアサポーターからは、シニア目線での要望など活発な意見も飛び交いました