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シニア、練馬を快走!
~第1回 練馬こぶしハーフマラソン2015 レポート~

取材日:平成27年4月20日 更新日:平成27年5月25日

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「こぶし」や「桜」の花が満開となった平成27年3月29日に開催された「練馬こぶしハーフマラソン2015」。第1回目となる今回は、ランナーの約3割が50歳以上のシニア層を占め、約1500人のボランティアや区外からの参加者を含む4000人以上のランナーにより、世代や地域の垣根をこえ、多くの人たちが交流し、ビッグイベントは成功しました。
今回の取材では、「練馬こぶしハーフマラソン2015」の開催の企画・運営に尽力された、練馬区地域文化部シティマラソン担当課の脇さんと渡邊さんに、舞台裏での取り組み・苦心した点、当日の様子、そして今後の展開についてお伺いしました。
練馬区地域文化部シティマラソン担当課 シティマラソン担当係
係長 脇 太郎(わき たろう)さん・渡邊 政努(わたなべ まさと)さん
■住所 〒176-8501 練馬区豊玉北6-12-1 練馬区役所本庁舎11階
■電話 03-5984-3555
■FAX 03-5984-1221
■ホームページ http://www.nerima-halfmarathon.jp/
■交 通 西武池袋線・有楽町線 練馬駅徒歩7分、都営大江戸線 練馬駅A2出口より徒歩7分

直撃インタビュー

Q1. 「練馬こぶしハーフマラソン2015」の開催のきっかけを教えてください。

A1.練馬区議会からの要望をうけ、平成23年度からマラソンコースの事前調査等の検討を始め、「走ることで練馬区を元気に!」「区外に練馬の魅力を発信!」を目指し、区民をはじめ、区外のみなさんが共に参加できるハーフマラソンの大会の開催を決定しました。

Q2.「練馬こぶしハーフマラソン2015」では、ランナーの皆さんはどのようなコースを走ったのでしょうか?

A2.練馬区のオアシスである都立光が丘公園をスタートとし、笹目通り・目白通り・環八通り・川越街道の一部を通り、再び光が丘公園に戻ってくる21.0975kmがコースとなりました。このコースには2つのおすすめポイントがあり、1つは練馬区の木である「こぶし」と「桜」を楽しみながら走れること。2つめは環八通りや川越街道のような主要幹線道路を疾走することです。高低差の少ないフラットなコースだったので、マラソン初心者も安心して走れたようです。

Q3.「練馬こぶしハーフマラソン2015」の準備でご苦労をなさった点があれば、教えてください。

A3.平成26年度当初予算が成立した後、3月26日に練馬こぶしハーフマラソンの実行委員会を組織し、準備にあたりました。道路によっては、区だけでなく国・都の管理する部分もあります。初めての事ばかりで、いろいろな苦労がありましたが、中でもコース選定では、関係各所が多岐にわたり、事前の調整に時間を要する結果となりました。警視庁や練馬区の所轄警察署、バス会社などの交通機関、開催地の周辺にある商業施設・公共施設には説明にお伺いし、近隣の住民の皆さんには説明会を開催して一人ひとり丁寧に対応し、ご理解とご協力をいただけるように心がけました。そのかいあって、着実に計画を前進させることができたと思います。

Q4.「練馬こぶしハーフマラソン2015」の告知後の、申し込み・参加状況はいかがでしたか?

A4.安全に大会を運営できる最大人数として、参加ランナーを5000名と決定しました。平成26年5月にねりま区報及びホームページで大会実施を告知し、同時に大会名称を公募。そして同年11月4日に区民枠1000名、同月18日に一般募集枠4000名で、参加者をインターネット等で募集しました。第1回目の開催でしたが、区民枠はエントリー開始から30分を待たずに、一般募集はエントリー開始初日の午後には定員に到達することができました。特に一般募集においては、北は北海道から南は沖縄まで全国からご参加いただき、広く練馬区の魅力をアピールできる機会となりました。開催当日ランナーとして参加されたのは4674名。そのうち約3割が50歳以上のシニア層です。
 運営を支えるボランティアとしてサポートしてくださったのは約1500名。体育協会、学校、町会、企業などの多くの団体・グループにご参加いただきました。

Q5.「練馬こぶしハーフマラソン2015」開催当日の様子を教えてください。

A5.当日は、区長の挨拶に始まり、午前8時にはスターターの合図で参加ランナーが一斉スタート。晴天に恵まれ、「こぶし」「桜」などの美しい花々を眺めながら、ランナーは楽しんで走れたようです。また、沿道での多くの方々の声援が力となったと聞いています。全長21.0975km、制限時間2時間30分のコースの完走率は95.5%。ゲストの川内優輝選手、谷川真理さんも参加ランナーとともに走り、川内選手にいたっては、1時間5分39秒のトップタイムでゴールを果たしました。
 また、「練馬こぶしハーフマラソン2015」とあわせて、光が丘公園けやき広場にて30を超えるブースやゲストランナーによるトークショーなどのイベントが実施され、多くの人たちで大いに盛り上がりました。

Q6.参加者の評価・評判はいかがですか?

A6.ゴール付近の大会本部から拝見していますと、皆さん達成感・充実感のある表情でゴールインされていました。完走者に贈られる「フィニッシャータオル」を持ったお父さん・お母さんランナーや、おじいちゃん・おばあちゃんランナーが、笑顔のお子さんやお孫さんと集合写真を撮っている姿も印象深かったです。
 また、マラソンランナーが参加したマラソン大会の記録・感想などを書き込める、日本最大級!走る仲間のランニングポータルサイト「RUNNET」では、「練馬こぶしハーフマラソン2015」は89.2点と、高評価を得ていました(平成27年4月28日時点)。運営側としても非常に嬉しい限りで、苦労が報われた思いがしました。評価ポイントは、コースの楽しさ、沿道の応援などが挙げられていました。課題とされた要因は、一部のコースが少し狭かったことです。
 川内選手からは「子ども時代に走った光が丘エリアを久しぶりに走って感慨深かった。」谷川さんからは「大変面白いコースで、79歳の方も走っているのは素晴らしい」と、それぞれゲストランナーの方からもメッセージをいただきました。

Q7. 今後の展開について

A7.今年5月の練馬こぶしハーフマラソン実行委員会の運営総会で、第1回目の評価・課題を共有し、来年以降の企画・運営での改善案なども検討する予定です。今後も区民の皆さまには、健康増進・想い出づくりのために積極的な参加を期待しています。また区外の皆さまには、「春といえば練馬こぶしハーフマラソン」といわれるような大会にするためにも、更なる改善を行っていきたいと考えています。

——本日はありがとうございました。

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Keith

今回は第1回大会。すべてが初めてで、大変なご苦労があったようです。安全面への配慮、成功に向けた工夫など事務局のみなさんのお話は、熱意に満ちた印象深いものでした。
私もシニアランナーとして参加。大変楽しいコースで、沿道の皆さんの応援も素晴らしかったです。来年以降も、更なる盛り上がりを大いに期待しています。

MMMK

初めての取材経験で要領が得られないまま取材をスタートしました。区役所、サポーター、ライターさんとの役割分担を明確にして進めていきたいと思います。これからも練馬区の地域活性化を目指して取り組みたいと思います。

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「練馬こぶしハーフマラソン2015」は第1回目ということもあり、試行錯誤の中で企画・運営を行いましたと語る、脇さん(右)と渡邊さん(左)。

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参加者4674名がいっせいにスタートしています。【写真提供:オールスポーツコミュニティ】

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春の風物詩「桜」の並木を駆け抜ける、最高のロケーションです。【写真提供:オールスポーツコミュニティ】

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環八通りのトンネルを走るランナーたち。こうした場所を走れるのは、「練馬こぶしハーフマラソン2015」ならではです。

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ゴール地点でも沿道から多くの声援があり、ランナーは最後の力を振り絞って完走していました。【写真提供:オールスポーツコミュニティ】

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「練馬こぶしハーフマラソン2015」と同時開催の「光が丘けやき広場イベント」。地元の人たちも、マラソンを含めた一大イベントを楽しんでいました。